新・改革通信 NO.29 (2005.11.21)盗座日顕、遂に逃座!負け犬・日顕の哀れな末路(8)

大学科は封鎖、派閥争いの激化 ー ポスト日顕のシナリオ

次期法主が誰であろうと、日顕が退座した途端、緊張した糸が切れたよ うに、宗内の鬱憤が一気に噴き出すに違いない。最初に槍玉にあがるの が、「大学科」であろう。以前に述べた通り、正式な大学ではない宗門の大学科を卒業しても、一 般社会では「大卒」としては認められない。ということは、もし、大学 院等に進みたければ、大学科で四年間過ごした後にもう一度、正式な大 学に入り直さなければならないことになる。実際に、長倉財務部長の息 子や何人かの所化は、別な大学に入り直している。

日顕が自分の名前を残すためだけに造った大学科など、宗内の誰一人と して存在価値を認めていない。この大学科を存続させるために、宗門は 無理にでも毎年、得度者を募らなければならないのだ。その結果、入る 寺がない無任所教師が毎年、増え続けている。

常識ある法主であれば、以下のような真っ当な判断を下すに違いない。
〃まず大学科を封鎖し、学生は正式な大学に入学させる。その上で必要 であれば、大学科を教師資格取得者用に再度、開設し、そこで宗門教学 を教える。さらに希望者は正式な大学院にも進学させる〃

援助寺院が増える一方で、無任所教師が増え続け、宗門を経済的に圧迫 させている。こんな無計画な宗派は他にない。そのツケはすべて次期法 主がかぶるのだ。

日顕が退座した後の宗門は自界叛逆していく可能性が大きい。日顕の父 親の、日開の時代に逆戻りして、法主の座をめぐって派閥争いが始まる のだ。広宣流布と無関係な政治の世界の始まりである。

日顕が信徒支配の陰謀「C作戦」により、池田名誉会長を信徒除名にし、 創価学会を破門にしてから今日まで、宗門は衰退の一途をたどっている。 信徒は激減し、他門からも相手にされない弱小教団に成り果てた。戦前 の宗門に逆戻りである。それはまさに「悪人を愛敬し善人を治罰し」広 宣流布の道を阻んだ報いを受ける、自業自得果の姿でもある。

いずれにしろ、落ちるところまで落ちた宗門を再建するには、まず、日顕時代の総括をしなければならない。そして、それは正本堂の破壊から 始まり、三宝義まで破壊した〃破壊王・日顕〃を歴代法主から除籍する ことから始まるのだ。

滅亡か、再建か。「C作戦」に与同した宗門僧侶は覚悟を決める時が来ている。(終わり)

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