新改革通信 特集「C作戦」検証(7) 令和8年4月20日 日顕の独善と宗門の僧俗差別体質を浮き彫りにした「お伺い」文書(下)
新改革通信 特集「C作戦」検証(7)
発行:青年僧侶改革同盟
令和8年4月20日
●法主批判を創価学会に責任転嫁し、事実と異なる話で学会批判を始めた日顕
11月20日の池田名誉会長との面談で日顕は「正信会が血脈を否定してまで法主を批判せざるをえなかった原因は、学会にある」と宗内の問題を学会に責任転嫁している。正信会は約200名の日達法主の弟子の集まりであるが、〝日達法主の急逝という宗門の混乱に乗じて法主を詐称した〟として日顕を法主と認めず、法主に違背したとして、宗門から追放された。信心なき正信会の悪侶の過去の悪業を糾弾するのは正法を守るために当然の信心の発露ではないだろうか。
さらに日顕は「最近の学会は、柔軟になった、折伏、破折をしなくなった、聖教新聞からも、破折、折伏のことが消えてしまった」と全く事実と異なる話をしている。
以下、平成2年11月20日の日顕の発言に対する学会の「お伺い」の内容のまとめである。
●創価学会が「お伺い」で指摘した内容(平成2年11月20日の日顕の発言に関して)
(1) 正信会の問題は彼らに根本の信心がなかったことが最大の原因であり、学会とは関係ない問題である。彼らは信者を見下し、「学会員の葬儀はしてやらない」と脅迫したり、葬儀の席で「学会をやめないと成仏しない」と脅すなど、これが僧侶か、否、人間かと思うほどの非道ぶりであり、これらを厳しく糾弾することは大事なことと信ずる。
(2) 折伏に関して、平成2年はすでに10万人を超える人が入信しており、一人の人を入信させるにあたり他宗の破折を含め、どれほど苦労して折伏しているか。あらゆる誹謗中傷をうけながら、御本尊を弘めているのは、学会員である。また、聖教新聞で折伏に関する活字が消えたというが、聖教新聞を読んで調べたことなのか。平成2年5月から12月までで、折伏に関する活字は1715回も出ている。更に、破折についても、聖教新聞、創価新報、大白蓮華等に、最近の新宗教まで含め、シリーズで掲載されている。こうした明確な事実があるのに、「学会は折伏、破折をやっていない」という根拠は何なのか、明らかにしてほしい。
●事実を調べもせず、デマで信徒の代表を罵詈する日顕は宗教者として失格
宗教の生命線である「布教」をしているのは、僧侶ではなくて学会員である。にもかかわらず、感謝の言葉もなく、事実無根の話で責め立てるとは、なんと非道な行いであるか。
由々しきことは、7月と11月の面談で、法主の立場にある者が全くの虚偽、噂、伝聞に基づいて信徒の代表を罵詈したことである。人の道を説く宗教指導者として絶対に行ってはならないことであり、法的には名誉棄損につながりかねない。
この他にも、「お伺い」には当時の宗門に蔓延していた異様な金銭感覚、寺院の寄進に感謝をしない日顕らの言動が指摘されている。
●創価学会が「お伺い」で指摘したその他の内容
(1) 平成2年7月の世田谷・宣徳寺増改築にあたり、大阪・調御寺の高野法雄が2億5千万円の金を融資したことに触れ、宣徳寺の秋元広学と「娘なら担保になるが、奥さんではダメだ」などと言い合った様子を話して参加者の顰蹙を買った。真面目な信者を侮辱した言動であり、許されるべきものではない。また、億を超える金銭貸借が、住職間で個人的に行われたかのような話になっているが、これは寺院としての法人間の貸借である。寺院の規則上、事前に法人の総代会(責任役員会)に諮るべきであり、法人運営上の根幹にかかわるので、ご確認いただきたい。
(2) 平成2年11月14日の連絡会議で藤本総監が「都内に一か寺もできていない。理由は何か」と問い詰めてきた。200か寺の建立寄進は、学会が自らの信心の真心を尽くして供給奉養するものであり、宗門はあくまでも納受する立場にある。こ6年余りで、111か寺が完成し、建築の専門家にいわせても、奇跡的なペースであり、他のどの世界でもできないことと驚嘆している。10年間で200か寺を一挙に建立しようとすること自体、常識では到底、考えられないことである。その努力・尽力に対して席上、何らのねぎらいの言葉もなく、都内に出来ないのは学会側の努力が足りないからではないかと糾すのは、余りにも無慈悲、無慙な仕打ちと言わざるをない。
信徒の赤誠の浄財をまるで自分のものであるかのように振る舞い、感謝の心もない。この宗門の姿は、信徒の御供養には必ず深い感謝の意を表された日蓮大聖人と対極にある「食法餓鬼」に他ならない。
日顕らの発言には一貫して〝信徒が僧侶に供養するのは当たり前〟〝信徒は僧侶に逆らってはならない〟という信徒蔑視・権威主義の体質が現れている。法主のいかなる発言にも「信伏随従するのが信徒の立場」であるとするのが日蓮正宗である。この権威主義と対極に、創価学会は日蓮仏法の根幹である人間主義、民衆のための仏法を守るために言うべきことを言っただけである。まさに平成の宗教改革の第一歩であった。
●「お伺い」文書の2日後に反学会者たちと密談し、その2日後に宗規を変更した日顕
日顕の言動の裏には「C作戦」の実行にあたって、いかに池田名誉会長の言質をとり、追放の名目を作り上げるかという聖職者にあるまじき陰謀と策略が渦巻いていたが、日顕はさらなる謀略に取り掛かる。
学会が宗門に「お伺い」文書を送付した2日後の12月25日、日顕は群馬・本応寺住職の高橋公純、高橋の実弟で創価学会批判ライターの段勲、脱会者の押木二郎らと創価学会を解体するための密談をしていたのだ。そして、その場で日顕は、次のような発言をしている。
「学会員のうち二十万人が本山につけばよい」
「創価学会との裁判になることが充分に考えられる。その時は証人になってくれ」
なんとしても池田名誉会長と創価学会を切り、自分たちの言いなりになる檀徒組織を作り、自分が頂点の世界を作る──この日顕の姿こそ「他化自在天・第六天の魔王」であろう。この12月25日から更に2日後の27日、ついに日顕は臨時宗会を開催して宗規を変更し、池田名誉会長の総講頭、また会長等の大講頭の資格喪失という、実質的に〝罷免〟に向かって、まさしく、「C作戦」の発動へ動いていくのである。
こうした渦中にあって、創価学会の「お伺い」文書によって日顕の本性が浮き彫りになり、創価学会の正義と日顕らの極悪が明確に歴史に刻まれたと言えるのだ。(続く)