新改革通信 第164号 令和3年11月24日 学会を破門し、世界宗教の道を放棄した宗門(上)

新改革通信 第164号 令和3年11月24日

学会を破門し、世界宗教の道を放棄した宗門(上)
「法師」の資格なき宗門が「大法師」の学会を迫害
 11月28日に創価学会が宗門から破門されて30年を迎える。また、本年は日蓮大聖人の御聖誕800年、竜の口の法難から750年となる。この意義深い時に、創価学会こそが法華経に説かれる「大法師」の和合僧団であり、その学会を破門した宗門の大罪を明らかにする。


●創価学会は、在家・出家の両方に通じる和合僧団
 昭和52年1月15日、池田会長(当時)は大阪で開催された教学部大会で、「仏教史観を語る」と題して記念講演を行った。この中で、「現代において創価学会は、在家、出家の両方に通ずる役割を果たしている」「寺院の本義からするならば、学会の会館、研修所もまた、『現代における寺院』というべき」と語られた。
 今、この講演を読めば、誰もが“その通りである”と納得するであろう。ところが、後に正信会となる宗門の若手僧侶らはこの講演を宗門批判と捉え、学会攻撃の材料としていった。


●「法師」の資格なき増上慢が
「大法師」の和合僧団である創価学会を迫害
 宗門はこの頃から、学会員を“信徒の分際で”と見下してきた。しかし、『法師品第十』では、五種の修行(受持・読・誦・解説・書写)をする者を「法師」と名づけ、在家・出家ともに、法華経を弘める者は最高の供養を受ける資格があると説かれている。
 すなわち「法師」の資格がある者は、立場に関係なく、法華経を弘める「如説修行」の者である。折伏もせず、学会員の供養で遊興にふけっていた「奢侈淫逸」の僧侶たちに「法師」の資格はない。「法師」の資格がない増上慢たちが、「大法師」の和合僧団・創価学会を迫害したのが宗門問題である。


●真心を尽くした結果、現れた宗門問題・僧侶の腐敗堕落
 日顕は平成6年5月の「全国教師寺族指導会」で「彼らは、ジーッと御供養して信仰やって、坊さんが堕落するのを待ってたんです」と言い放った。供養した学会員が悪いのか、供養を広宣流布とは無縁の遊興に使って堕落した僧侶が悪いのか、誰にでもわかる善悪である。
 「正本堂建立供養」をはじめ、学会員は経済苦の中にあっても、真心から寺院に供養して来た。その結果、「三類の強敵」が現れ、正本堂は破壊されたのである。
 大聖人が「民のほね(骨)をくだける白米・人の血をしぼれるが如くなる・ふるさけ(古酒)を仏・法華経にまいらせ給へる女人の成仏得道・疑うべしや」と仰せられたのと、真反対の姿である。(続く)

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