新・改革通信 NO.28 (2005.11.21)盗座日顕、遂に逃座!負け犬・日顕の哀れな末路(7)

相承箱問題に正信会問題。すべての問題が一気に噴出か!
日顕が退座した途端に、今まで緊張状態にあった問題が一気に表面化する可能性がある。まずは、「相承箱」問題である。
日顕が退座した途端に、あるグループが〃実は相承箱はこちらにあります。我々が日達法主の正統な流れを汲む者であり、日蓮正宗の正式な血脈を継ぐ者である〃と言い出したら、どうなるであろうか。さらに、そこに「正信会」が絡んで来たら、問題は一層、激しくなるであろう。簡単に言えば、日達法主の弟子たちが一致団結して、日顕一派と跡目を争うことになる。

相承箱を隠し持っているといわれている大宣寺一派には、日達法主の長男である細井珪道(常在寺)がいるが、次期法主と言われている早瀬日如は大願寺時代から、この細井珪道を目の敵にしていた。大きく括れば、日達法主の弟子一門と阿部家・早瀬家の争いになる。

かつて、山崎は浜中和道を通して、正信会と宗門を和解させようとしたことがある。昭和六十年十月のことだ。
「新宿の喫茶店で、山崎氏は原田師と私に、阿部師の学会・池田氏への不満や正信会への期待を話した」(『浜中和道回想録』)
しかし、この山崎の申し入れを正信会は拒否している。

次に山崎は平成五年五月から日顕に宛てた「密書」の中で、繰り返し、正信会を復帰させるように提案している。
「まず、正信会、宗門双方、現時点において訴訟をとり下げることです。正信会側は、復帰をのぞむ者は受け入れ、そうでない者は、寺ごと単一独立を認めてやることです。或いは、一率に単一独立を認め、その上で、個々に復帰希望者と話合うのもよいでしょう」

山崎がここまで正信会の復帰に熱心な理由は何か?答えは一つしかない。日達門下を使って、阿部一派を押さえ込み、宗内における自分の地位を不動にするためである。すべてが計算されている行動なのだ。

日顕はすべての問題を次期法主に押し付けて、隠遁生活に逃げ込むつもりでいる。世田谷か松涛の豪邸に住み、大学科で教えるというのが日顕の計画だ。しかし、最悪のシナリオは見えている。宗門は自界叛逆し、「実果の成ぜん時いかがなげ(歎)かはしからんずらん」結果、日顕の除歴、大学科封鎖は不可避となるのである。(続く)

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