新・改革通信 NO.86 (2008.05.22) 「平成の宗教改革」の戦いから十六年。僧俗差別、信者は供養の手段。 どこに宗祖の御遺命たる広宣流布があるのか?

邪悪なる日顕宗と決別して十六年―――

我ら改革同盟は、日蓮大聖人の仏法を真に行じている唯一無二の教団・創価学会と共に、日夜「平成の宗教改革」の戦いに邁進している。

宗祖一代の御化導の魂は「法華折伏・破権門理」である。仏子を蹂躙し、信徒を奴隷と化す平成の権門・日顕宗の邪義を破折することこそ、この御金言の
実践となる。

一人一人の悩める法華講員と懇談し、現宗門に対する批判や不満を聞きながら、何故に宗門が大聖人の教えに違背したかを御書により、道理により、あるいは体験を交え対話してきた。その数は、のべ数十万件になろう。その結果、多くの法華講員が救済され、歓喜の人生を送っている。

さらには、改革の一助となれば、との思いで数々の書も世に問うてきた。

同盟として、『大石寺離山』、『日顕宗を切る(全三巻)』、『仏事・常識と非常識』を逐次発刊。さらに、機関紙『改革時報』を毎年のように発行。また、同盟の各人が『日蓮正宗落日の真因』、『堀日亨上人の御遺徳に捧ぐ』、『転落の法主』、『大石寺大坊物語』、『日蓮仏教の社会思想的展開』、『日蓮正宗の神話』等と、相次いで発表してきた。

さてこのほど、本同盟の松岡氏が新たに『現代思想としての日蓮』(長崎出版)と題する書を発刊した。同書の中では、日顕の問答無用主義、日顕宗のドグマ主義(ベートベンの「第九」を謗法とすること)などが語られ、改めて「平成の宗教改革」の意義を考察する内容となっている。

宗祖・日蓮大聖人は、一代の御化導の間、破邪顕正の著述を休むことなく続けられた。その御精神に照らせば、私共は、一層、火を吐くような思いで言論による日顕宗破折を今後とも繰り広げてまいりたい。この十六年。私たちが、平成の宗教改革の意義を込め、社会に日顕宗の実態を告発したが、日顕自身は、まともな答えを一度も出していない。それでいて、何の根拠もなく、僧俗差別、供養収奪が平然と続けられている。一体、日顕宗にとって「広宣流布」とはいかなる意味を持つのか。言論なき沈黙の日顕宗は、現代社会における邪教たる所以を自ら認めているに等しい。

シアトル事件、「戒壇の大御本尊は偽物」「法主は大御本尊と不二の尊体」発言、正本堂・大客殿の破壊、遊蕩法主、禅寺墓事件、女房政子の二億円マンション問題、ニセ法主といえども、こんなにも謗法を犯す愚か者は、前代未聞のことだ。

不知恩の日顕を除歴するその日まで、我らの言論戦は続くことを宣言しておこう。(編集部)

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