「芸者写真裁判」最高裁 日顕法主敗訴
日顕法主が東京・赤坂の超高級料亭で芸者たちと遊興にふける写真をめぐって争われた「芸者写真」裁判で、最高裁判所第三小法廷(金谷利廣裁判長)は二月二十四日、四人の裁判官全員一致で、日顕法主側の上告を棄却する決定を下しました。これにより訴えを起こした日顕法主側の全面敗訴が最終確定。遊蕩法主の正体が、未来永劫にわたって刻印されることとなりました。
日顕法主が遊び呆ける様を活写した写真を、創価学会は、「創価新報」(平成4年11月4、18日付)に掲載。遊戯雑談(ゆげざつだん)を誡められた宗開両祖の御精神に違背する悪行として糾弾し、日顕氏は法主失格であると断じました。
ところが日顕法主は、己の醜い行状を直視・反省するどころか、逆に学会に怨念を抱き、あろうことか裁判を起こして騒ぎ立てました。
しかも出廷を恐れた日顕法主は、己の醜聞をめぐる問題であるにもかかわらず、自分は原告からはずれ、まるで無関係の「日蓮正宗」「大石寺」を原告に据えて訴えさせたのです。
これに対し東京高裁は平成12年12月、日顕法主の猿知恵を木っ端微塵に粉砕。「訴える資格のないものが訴えた裁判」であると明確に判断し、日顕法主側の請求を棄却しました。これを最高裁も支持し、今回、日顕法主がわの完全敗北で最終決着したのです。
日顕法主らに対する最高裁の断罪は、わずか半年余で4度目。宗門始まって以来、未曾有の大不祥事です。いよいよ「日顕法主を除歴せよ」との声が澎湃(ほうはい)と沸き上がることは間違いありません。